週1日でも銀座のクラブのホステスになれる？

出勤が少ないと銀座クラブは採用しない？

今日は「週1日の出勤で採用する銀座のクラブで働けるのか？」という疑問に答えたいと思います。

　このようなご要望、「週1日しか出勤できないけど銀座の高級クラブで働きたい」は非常に多いです。

　先に結論を言ってしまいますが、出勤が少なくても銀座の高級クラブでホステスとして活躍できる可能性は0%ではありません。

　ただし「0%ではない」という言い方に注意して欲しいです。

　結局のところ「出勤が少ないのはかなり不利」だというのが本日の裏のテーマです。

　そこで今日は「なぜ出勤が少ないと銀座の高級クラブでは不利なのか？」まで考えて銀座の高級クラブで働くことの意味まで考えます。

　ですのでおそらくどんな女性が読んでも役に立てるかと思います。

　出勤が少ないとダメという話をすると必ず言われるのが「他の求人サイトに週1日〜OKと書いてあるのですが」という反論です。

　確かに「週1日3時間からOK」というような求人の書き方をしている求人サイトは多いです。銀座の高級クラブには、週1日〜2日の出勤で在籍するホステスは確かにいます。ですがこれは限られた条件を満たしている女性だけです。

　その限られた条件というのは、ヘルプであればモデル・芸能人級のルックスが絶対に不可欠、そのレベルに達しないルックスであれば毎回同伴する位の売り上げが必要。

　「限られた条件」というのが重要で誰にでも当てはまるわけではないという点に注意してください。求人というのは極端に言えば何万人応募してその中で1人2人にしか当てはまらない条件だとしても「詐欺」「虚偽広告」にはならないという裏の事情があります。

　多くの求人誌や求人サイトが誤解を招くような求人の書き方をしているという業界の裏事情が話をややこしくしていますが、何か特別な付加価値（それがルックスか売上）を持っていない限りは週1週2の出勤で高級クラブが採用を出すことはありません。

　ではなぜ採用しないのかも考えてみましょう。これは銀座のクラブのシステムを知るという意味でも重要なことです。
　銀座の高級クラブでホステスとして働く女性の役割は「ヘルプ」と「係」に分かれるというのが基本的なシステムです。

　ヘルプとは文字通り係（売上）の女性のヘルプです。係の女性の売上のためのサポート役です。「永久指名」が基本の銀座では不可欠の役割です。

　ヘルプの女性は、係の女性と同席してお客様をもてなすこともありますし、アフターにも行きますし、同伴することもあります。

　このヘルプという立場はテーブル上だけでなく、お客様がいない時間もママや係の女性と密接にコミュニケーションを取る必要がありますし、ママや係の女性と密接にコミュニケーションを取る必要があるのでレギュラーに近い出勤が求められるということです。

　我々が持っているお店から直接もらっている求人情報にも「週2日以上（ただしヘルプは週4日以上）」という感じでお店からの要望が書かれていることが非常に多いです。

　また銀座の高級クラブは会員制ですので一見のお客様、キャバクラでいうフリーのお客様が来店されることはないです。ですので常連のお客様に顔を覚えてもらう、更に言うと常連のお客様に気に入っていただいてコミュニケーションを取れるようになる必要もあります。

　そうするとやはりある程度の出勤が求められるのが基本です。週３日〜４日からというのがふつうです。

　実は銀座のクラブはママや係の女性、常連のお客様との密なコミュニケーションが求められるというのがキャバクラなどと違った特徴です。

　それもあってお客様を持っていないヘルプの立場だとある程度出勤が求められるという事情があります。

　これがお客様を持っている女性の場合は別です。自分のお客様が来店される日だけ出勤するという働き方も可能です。